監視項目の種別

監視項目の種別について

本サービスで提供する監視項目は、以下の 2 種類に分類されます。

  • 定期実行型監視項目

  • イベント検知型監視項目

定期実行型監視項目

サービスアダプタ内で監視動作を 5 分間隔で定期実行し、その監視結果をSACMアドバンストモニタリングサーバへ送信します。

結果を受信したSACMアドバンストモニタリングサーバは監視結果を分析し、状態の変化を検知した場合に指定の宛先へ通知を行います。

判定条件は以下の通りとなります。

前回の監視結果

最新の監視結果

通知の有無

正常

正常

正常

異常

異常

正常

異常

異常

監視結果なし

正常

監視結果なし

異常

補足

  • 5 分の定期実行の間隔内において一時的に発生したしきい値の超過等は検知の対象外となります。

  • 監視設定を有効にした直後は「監視結果なし」の状態から監視が開始します。

  • 通知の判定には過去 60 分以内の監視結果を必要とします。長時間のサービスアダプタ停止や通信断が発生していた場合、「監視結果なし」として判定を行います。

イベント検知型監視項目

サービスアダプタ内で発生したイベントを検知し、適時SACMアドバンストモニタリングサーバへ送信します。

SACMアドバンストモニタリングサーバは 5 分間隔でイベントの集計を行い、最新のイベント 100 件を指定の宛先へ通知します。

定期実行型監視項目では 5 分間隔で断続的に監視を行うのに対し、イベント検知型監視項目はサービスアダプタ内で発生したイベントを漏れ無く検知することができます。

補足

  • 5 分の間でイベントが一度も発生しない場合、通知は行われません。

  • イベントの集計は過去 15 分以内の監視結果を対象とします。長時間の通信断が発生していた場合、過去 15 分よりも前に発生したイベントは無視されます。