「コンフィグ管理」サブタブではサービスアダプタのコンフィグの変更や参照、反映が行えます。
コンフィグの変更を行います。
サービスアダプタに割り当てられている Distribution ID の機種に応じて、コンフィグ作成対象のモジュールが切り替わります。 また、モジュールバージョンの変更もここで行うことができます。
ここで編集したコンフィグの内容は「作業コンフィグ」として保存されます。 サービスアダプタに作業コンフィグの変更を適用するためには、別途コンフィグの「反映」操作を行う必要があります。
対象のモジュールがコマンドライン形式の場合は、コンフィグの編集中に編集中のコンフィグとサーバに保存されている作業コンフィグの内容の差分を表示することができます。 また、対応している機器の場合はコンフィグの検証処理を行うこともできます。
対象のモジュールがバイナリ形式の場合は任意のファイルをアップロードすることでコンフィグの内容が変更されます。
また「作業コンフィグ」にのみ「テンポラリーコンフィグ」が存在します。 テンポラリーコンフィグはサービスアダプタには一切反映されません。 コンフィグの草稿を入力する際などに使用できます。
サービスアダプタの作業コンフィグ、次回起動時コンフィグ、動作コンフィグの参照を行います。
対象のモジュールがバイナリ形式の場合はファイルをダウンロードすることでコンフィグの内容を確認します。
サービスアダプタがテンプレートセットに所属している時、サービスアダプタ単位でのテンプレート変数の表示や変更を行います。
右上部の「設定変更」ボタンをクリックすることでテンプレート変数の変更を行います。
選択式の入力方法についてはテンプレートセットの「 SA変数変更:選択式 」を参照してください。
次にコンフィグ反映を行った際、サービスアダプタに適用されるコンフィグの内容の確認を行います。
この操作を行っても次回起動時コンフィグや動作コンフィグの内容は変更されません。 実際にコンフィグ反映操作を行う前に、サービスアダプタに影響を及ぼすことなくその内容をプレビューすることが可能です。
テンプレートセットを使用していない場合は作業コンフィグの内容が、テンプレートセットを使用している場合はテンプレートコンフィグ及びテンプレート変数を展開した内容が表示されます。
コンフィグの変更画面と同様に、ここでもコンフィグの差分表示や検証処理を行うことが可能です。
サービスアダプタにコンフィグを反映します。
レシピフレームワーク専用 SA コードの場合、コンフィグを反映する際に制約があります。 詳しくは「 コンフィグ反映時の制約 」を参照してください。
テンプレートセットを使用していない場合は作業コンフィグの内容が、テンプレートセットを使用している場合はテンプレートコンフィグ及びテンプレート変数を展開した内容が反映されます。
反映スケジュール
次回起動時反映
「次回起動時反映」を指定した場合、「次回起動時コンフィグ」の内容が更新されます。 反映後、次にサービスアダプタからの Pull が発生したタイミングでコンフィグは適用されます。
即時反映
「即時反映」を指定した場合は「次回起動時コンフィグ」の内容の更新に加え、続けてサービスアダプタへの Push を試みるために「動作コンフィグ反映」タスクが生成されます。 タスクの実行に成功するとサービスアダプタにコンフィグが適用され、さらに「動作コンフィグ」の内容が更新されます。 コンフィグ反映の実行状況や実行結果については該当のタスクを参照することで確認できます。
反映スケジュール指定
「反映スケジュール指定」を指定した場合は「次回起動時コンフィグ」の内容の更新に加え、任意の日時にサービスアダプタへの Push を試みるために「動作コンフィグ反映」タスクが生成されます。 即時反映と同様に、タスクの実行に成功するとサービスアダプタにコンフィグが適用され、さらに「動作コンフィグ」の内容が更新されます。 コンフィグ反映の実行状況や実行結果については該当のタスクを参照することで確認できます。
モジュールバージョンに変更がある状態でコンフィグ反映モーダルを開き「即時反映」又は「反映スケジュール指定」を押下すると、再起動が発生する機器に限り警告文が表示されます。 チェックボックスにチェックを入れると、コンフィグ反映ボタンを押下することが可能になります。