レシピフレームワーク

レシピフレームワークの概要

「レシピフレームワーク」とは、同一の機種において利用できる機能を任意に切り替えるための機構です。

サービスアダプタごとに「レシピ」と呼ばれる機能セットを設定し、同一の機種でありながら、 例えばある拠点では無線アクセスポイント機能、一方別の拠点ではIPsec-VPN機能などと、 それぞれ異なる機能を提供することが可能となります。

レシピフレームワークを利用するためには以下の条件が必要です。

  • SA コードが「レシピフレームワーク専用 SA コード」であること ( SAコードの種別について )

  • SA コードに割り当てる機器が「レシピフレームワーク対応機器」であること

レシピフレームワーク対応機器一覧

レシピフレームワーク対応機器の一覧は以下の通りです。

  • SA-W1

  • SA-W2

  • SA-W2L

  • SA-W2S

レシピフレームワークにおける制約

レシピフレームワーク専用 SA コードの場合、通常 SA コードとは異なる制約があります。

コンフィグ反映時の制約

  • コンフィグ反映を行うタイミングで、レシピで許容されていないコンフィグが含まれていないかどうかが必ず検証されます。

  • 許容されていないコンフィグが含まれていた場合は以下のような警告が表示され、コンフィグの反映は行われません。

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Distribution ID の割当時の制約

  • レシピフレームワーク専用 SA コードにはレシピフレームワーク対応機器以外の Distribution ID を割り当てることはできません。

  • 同様に、通常 SA コードにはレシピフレームワーク対応機器の Distribution ID を割り当てることはできません。