SACM では、サービスアダプタが定期的に監視サーバへ送信する Heartbeat パケットの受信状況を監視して UP/DOWN を判定し、メールによって通知することができます。
この監視はインターネット接続回線を含む通信経路の正常性の影響を受け、コントロールパネルからのオペレーションが可能な状態であるか否かの目安となります。 サービスアダプタ自体が正常稼働中であっても DOWN 判定される可能性がある点にご注意ください。
サービスアダプタは、定期的に監視サーバに対して Heartbeat パケットを送信します。 監視サーバでは、この Heartbeat パケットが定期的に届いている状態を UP 状態とみなし、また逆に Heartbeat パケットが届かなくなっている状態を DOWN 状態とみなします。 状態が変化した際は、指定されたメールアドレスに通知メールを送信します。
5 分に 1 回 Heartbeat パケットがサービスアダプタから送信されます。
監視サーバに Heartbeat パケットが到達すると、受信記録データに出力されます。
この処理は監視サーバ上で定期的に行われており、受信記録データへ出力されるまでには最大 1 分間の遅延が生じる場合があります。
監視サーバでは 5 分に 1 回、死活判定プログラムが定期的に動作しています。
死活判定プログラムの動作のタイミングにおいて、受信記録データを元に以下の状態変化処理が行われます。
DOWN 状態のとき、過去 5 分の間に 1 回以上 Heartbeat パケットが監視サーバに到達した記録が存在する場合、接続状態を DOWN → UP に変化させる
UP 状態のとき、過去 15 分の間に 1 回も Heartbeat パケットが監視サーバに到達した記録が存在しない場合、接続状態を UP → DOWN に変化させる
送信メールの内容は、再販事業者毎に自由にカスタマイズすることができます。 デフォルトのメール文面は以下のようになります:
監視状態の変化を検知しました
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検出時刻 : 2012/07/10 (火) 08:05:01
発生イベント : Down
SAラベル : 東京本社(01)
SAコード : tss80000001
Distribution ID : 0001-0000-0000-000B-02E0-4DFF-FE10-0001
IPアドレス : 100.100.100.100
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以上、よろしくお願いいたします
<mail address> は送信専用のメールアドレスです。
お問い合わせは <mail address> までお願いいたします。
SACM コントロールパネルで、監視状況を確認することができます。ダッシュボード、もしくは SA の詳細情報にてアイコンで表示されます。 アイコンの内容は以下の通りです。
状態アイコン |
アイコンの意味 |
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切断中 |
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接続中 |