「SACMアドバンストモニタリングサービス」は SACM のオプションサービスとして利用可能な高機能監視サービスです。 SACM 標準の監視機能に加えて、PING監視やインタフェース監視など、より高度な監視機能を利用できるようになります。 監視設定は SACM コントロールパネルから一元管理することができます。
以下の監視項目に対応しています。
以下の通知方法に対応しています。
以下の可視化機能を利用できます。
以下の管理機能を利用できます。管理機能はパートナーアカウントまたはIIJ IDでのみ利用可能で、エンドユーザアカウントでは利用できません。
本サービスは以下の機器に対応しています。
SA-W1 (モジュールバージョン 2.20 以降)
SA-W2 (モジュールバージョン 2.20 以降)
SA-W2L (モジュールバージョン 4.00 以降)
SA-W2S (モジュールバージョン 5.00 以降)
本サービスを利用する場合は「SACMアドバンストモニタリングサーバ」との通信を行う必要があります。 通信要件として以下の条件を満たす必要があります。
サービスアダプタからすべての宛先について 443/TCP での通信が許可されていること (上位ファイアウォールなどの設定も含む)
サービスアダプタに適切なDNSリゾルバの設定がされ、名前解決ができること
監視結果の遷移履歴、及び監視データグラフ機能ではサービスアダプタがサーバに通知する時刻情報を元に表示が行われます。 設定要件として以下の条件を満たす必要があります。
サービスアダプタに適切な NTP クライアントの設定がされ、時刻同期が行われていること
本サービスは SACM のレシピフレームワーク専用機器にのみ対応するオプションサービスですので、機能を利用するためにはあらかじめ「レシピフレームワーク専用 SA コード」の契約を作成しておく必要があります。
(参考情報: SAコードの種別について)
その上で本サービスの契約作成を行うと、「SACMアドバンストモニタリングサービス」としての一通りの機能を利用できるようになります。
本サービスでは SACM サービスとは別のサービスコードで契約を識別しています。 サービスの申し込み手続きを行うとSACMアドバンストモニタリングサービス専用のサービスコードとして「"tna" + 数字 8 桁」の識別子が発行されます。 再販事業者ごとに最大 1 サービスまで申し込みすることができます。
SACM コントロールパネルから本サービスに関連する操作を行うためには、あらかじめご利用のアカウントに専用の権限を付与する必要があります。
(参考情報: 権限仕様)